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人気WEBサイトを支える ネクサスのAWS運用保守サポート

人気WEBサイトを支える
ネクサスのAWS運用保守サポート

会員数約300万人を誇る、人気スポーツのWEBサイト。このサイトでは、全国で開催される、様々な大会への参加機能を持つことから、人気大会のエントリーともなると、一挙に数十万人のアクセスが集中する。そのサイトのサーバパフォーマンスを支えるのが「アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)」。そのAWS運用保守を担当したS氏が語る、ネクサスのAWSサポートの強みとは

第1事業部

テクニカルマネージャーS.Y

『安定性』と『柔軟性』のあるAWS運用で
クライアントに寄り添う

2017年、スポーツWEBサイトのクライアントシステムを長年支えてきたMSP*(監視・保守・運用)事業者の撤退に伴い、ネクサスがその後任を務めることとなった。決め手は、WEB保守開発とインフラMSP業務をワンストップで担える多数の実績、そして早急なサポート体制構築、コスト最適化の提案といった、親身にクライアントに寄り添う姿勢が評価されてのことだった。AWS運用保守を担当したネクサスのテクニカルエンジニアS氏は、このクライアント案件の特徴について、こう語った。

「人気スポーツの情報発信プラットフォームとなっているクライアントのWEBサイトは、健康志向の高まりも相まって、急成長の真っ只中にありました。そのため、インフラ環境には拡張性やコストを踏まえ、AWSへの移行を完了していました。そうしたインフラ保守管理においてネクサスに求められたのは、予防監視と即時障害対応による『安定性』の向上、合わせて一時的なアクセス集中に備えるといった独自の運用作業も発生するため、運用の『柔軟性』も大きなテーマでした。」

*MSP(Managed Service Provider):顧客の情報システムの監視・保守・運用を請け負うアウトソーシングサービス。

想定外の障害、運用のブラックボックス化から『安定化』までをじっくりサポート

ネクサスでは、WEB保守とインフラ運用保守で計7名によるチーム体制を構築した。当初AWS運用保守は1名であたっていたが、想定外の事態に見舞われたという。

「前MSP事業者からネクサスに引き継いだ途端にAWSサーバの障害が多発するという事態が起ったのです。ネクサスでは24時間365日の即時障害検知、障害復旧で対応していましたから、サーバーやサイトダウンといった事態に陥ることは一度もありませんでした。しかし、想定外の調査やレポーティングに追われていたため、改善・対策が後手に回ってしまう恐れもありました。また、引き継いだ手順書においてブラックボックス化している運用の調査も急務でした。そこで、すぐさま私が増強メンバーとしてアサインされたのです。」

アサインされたS氏は大手コンピューターメーカーのテクニカルサポートを長年勤め、テクニカルトラブルにおける冷静沈着な分析・調査を得意としていた。その経験から得た安定運用に向けたアプローチやノウハウを数多く持ち合わせていることもS氏の強みだった。

「まず担当して1,2ヶ月は手順書に基づいた作業を行い、設定や稼働状況を把握しながら、作業に慣れてきた時点で当番制へ。私自身は、まずこれまでの担当者の負荷を軽減したいという思いがありました。並行して、過去すべての障害や対応履歴の分析を実施。AWSといえば、AWS側の障害トラブルも多く、AWSの問題なのか、設定や動作の問題か、ヒューマンエラーなのかといった障害パターンを掴んでいきました。機械的な監視・復旧だけではなく、クライアントのシステムに向きあうことで、AWSの相性やクセを可視化することが重要です。そこから改善や対策を施し、数ヶ月後には、大幅に障害トラブルを減らすことができました。」

クラウドメリットを活かしたテクニカルエンジニアサポートの提供

このクライアントでは、監視・障害対応だけでなく、定期運用作業、計画メンテナンスの際の対応、WEBサイトの機能追加に伴う設定変更などのエンジニアサポートも提供している。

例えば、人気大会のエントリー時では、1分間で何十万件というアクセス増が発生することから、そうした高負荷時を予測して、予めインスタンスを増やすという設定作業もクラウドメリットを活かした定期運用作業の1つである。また近年、決済システムの多様化に伴い新決済機能の導入にあたっての様々なバージョンアップ対応やWEB保守開発を担当するネクサスチームとの連携がスムーズなこともワンストップでサービスを提供するネクサスの強みの1つと言える。

「MSP業務においては、監視・障害対応や定期作業や作業依頼にいたるまで、単に作業をこなすのではなく、ネクサスではすべて現状が把握できるドキュメント化を行ない、共有・報告を行なっています。随時そこでの情報を精査し、課題があれば、定例報告での運用方法の見直しや作成するドキュメント内容の改善や監視ツール作成等の提案も行います。ネクサスが目指すのは、クライアントは『任せきり』ではなく、『ともに現状把握できる』状態にすること。そうすることで、確実性の高い『安定運用』を実現しているのです。こうした地道な取り組みがあってこそ、クライアントの信頼に繋がっているのではないでしょうか。」

オンプレとAWS、その両方に強みを持つのがネクサス

これまで、ネクサスが得意とするITインフラ構築・保守運用では、従来のオンプレミスからAWSをはじめとしたクラウド領域までの知見と経験を活かした、サーバ移行支援からMPS業務支援までを対応している。AWS領域で信頼を得るための取り組みに対し、S氏はこう答えた。

「2つあります。1つは、新しい技術への探究心を忘れないプロフェッショナルであること。これまで私はテクニカルサポートとして、常に技術の最先端に触れていましたが、特にオンプレからAWSへの進化には、本当にワクワクしたものです。ワクワクできるからこそ、『新しいことをどんどん吸収するスタンス』が身につき、オンプレからAWS領域まで、インフラ領域を自分の強みにすることができました。ネクサスの若手メンバーもAWSをはじめ、ビッグデータやデータサイエンスなど、新しい技術には強い興味を持っています。そんな彼らを、学びと経験でプロフェッショナルとして育成する、これがネクサスのミッションの1つです。特に若手は、その吸収が早いのは羨ましい限りですね。」

現在、S氏が参画しているオンプレからAWSへの移行プロジェクトメンバーは、全員がS氏の勉強会によって、AWS認定試験に合格したメンバーだという。

「そして2つめに、ネクサスの創業以来受け継がれている、クライアントヘの姿勢があります。現在は、コスト削減のための機械的な支援サービスが非常に増えていますが、ITインフラや基幹システム保守開発技術の融合技術を修得することで、クラウド系サーバー領域をネクサスのビジネスの主軸の一つにできればと思っています。世の中の需要は、オンプレからAWSへの移行や、移行後の運用保守を軸に、保守開発業務をすべて引き受けることのできる企業として、価値を高めていきたい」とS氏は語った。

ITインフラの構築や運用管理の高い技術で、お客様からの信頼を集め、成長してきたネクサス。AWS領域でもその技術を生かし、これからも新たなステージを切り拓いていく。