nexus

PROJECT STORY

プロジェクトストーリー

HOME  > プロジェクトストーリ-  > IBM iのことならネクサスにお任せください!

IBM i

IBM iのことならネクサスにお任せください!

ネクサスを次のステージに押し上げた
ITインフラプロジェクトから
その強みを解き明かす

1998年の創業以来、ネクサスは確固たる技術力と
お客様のパートナーとして寄り添う姿勢で事業を拡大してきました。
その強さの根源はどこにあるのか?
創業を知るメンバーのひとりであるI氏が、ネクサスの軌跡とともにその強みを解き明かします。

システム事業部

プロジェクトマネージャーI.A

ネクサスを次のステージへと導く、新たな挑戦

「私がネクサスに入社したのは1998年の創業から数ヶ月後のこと。ネクサスは、同じ志を持つ仲間が立ち上げた会社ですがAS/400(その後『IBM i』に改称)というコンピュータの製品スキルをもつエンジニアがいることが特色のひとつでした。IBM iと言えばミッドレンジサーバとしてその安定性や運用管理の容易さ、コストパフォーマンスの良さなどが世界中で広く知られていました。そしてネクサスはそのIBM iを使った業務アプリケーション開発や製品を利用するための教育や支援サービスを得意としていました。
1990年代は、ビジネス界では基幹業務のITシフトが急速に進行していた時代。ネクサスはまさに時流に乗って数多くのプロジェクトに参画し、勢いに満ちあふれていました。」

入社後のI氏はIBM iのサポートセンター、大手メーカーのインフラ保守・運用に携わるなど、ITインフラ領域で幅広い経験を積んだ。そして数年後、I氏は、ネクサスの成長のきっかけとなるプロジェクトに参画することになった。

「大手通販会社で、コンバージョン(移行)プロジェクトが立ち上がりました。それは、化粧品事業の基幹システムを動かす他社サーバーをIBM iサーバーに移行するというプロジェクト。複数社コンペの結果、IBM iに強いネクサスへ、このプロジェクトが託されたのです。」

これまでネクサスの案件の多くが、大手ベンダー経由での受託案件。しかし、これはクライアントから直接声がかかった直案件。ネクサスはもちろん、I氏としても、これは新たな未来を切り拓くプロジェクトだった。

ネクサスの可能性を押し上げた移行プロジェクト

「旧システムはまさにレガシーシステム。とはいえ、その既存の機能を落とさず、いかに性能を上げていくか。また複雑に絡み合った既存システムとどう連携させるかなど、移行に際しての課題は多々ありました。しかし、ヒアリングを重ねるにつれて、クライアントが抱える本当の課題は保守性の低さにあることがわかりました。夜間に大量のデータ処理を行う夜間バッチを実行するために、手作業で膨大なデータを送らなければならないなど、オペレーションにかなりの手間や時間がかかっていることが、深刻な課題だったのです。」

そして、現場からも数多くのヒアリングを重ね、オペレーション課題を踏まえた、ミドルウェアのフレームワークを設計したのがI氏だった。

「手作業の自動化、オペレーションがしやすい画面構成など、これまでのインフラやサーバー構築で得た知見とアイデアを設計に盛り込み、半年がかりで構築を完了しました。ところが運用フェーズでは、テストでは見られなかった想定外のトラブルが多数発生しました。それでも私たちはクライアントの業務を止めることなく、即時報告と対応策を行ったことで『絶対に逃げない』姿勢を見ていただき、強い信頼を得ることができたのだと思います。」

その結果、運用はシンプルになり、メンテナンスコストも削減。『低コストで安定稼働を可能にするシステム基盤』ということで社内の注目度はグンと上がった。そして、この高評価が次なる展開を見せていったとI氏は語る。

「数多くの通販事業を展開するクライアントにとって、この移行プロジェクトは一事業の最適化にすぎません。他の事業でもやはりITインフラは異なり、みな同じ問題を抱えていたのです。
私たちが移行した『IBM i』は、あらゆる種類の処理やミドルウェアにも1台で対応できるスケーラビリティがあります。さらに、私が設計したミドルウェアは、他のシステムでも流用できるフレキシブルな仕組みを採用していたことから、1つのフレームで複数事業のシステムをリーズナブルに一元管理することが可能でした。そこでクライアントへ積極的に刷新を提案。そうすることで、新たなシステムの開発・保守・運用を手がけるまでに、どんどん広がってきました。」

こうしてネクサスは、大手通販会社のITビジネスパートナーへ。そしてITトータルサービスを提供できるSIer へ。ネクサスをそうした次なるステージへ押し上げることができたとI氏は言う。

脈々と受け継がれるネクサスの設計思想

この成功はどこにあったのか、I氏はこう答えてくれた。

「ネクサスのシステム開発の根本は同じです。
Webやアプリケーション開発であればお客様を想像しやすい領域ですが、ITインフラやミドルウェアの設計・構築は、ユーザーやエンドユーザーの視点にはなりずらい開発だと思います。
ですが、私はネクサスの案件を通じて、その先のシステムやオペレーター業務を見据えた設計・構築を行う先輩の姿を見て育ちました。周りを見回しても、ネクサスでは『人が創る、人が使うシステム』というビジョンを踏まえた設計思想や開発に向き合う姿勢を持った人材が数多くいます。そしてその誰もが仕事に厳しく人に温かいというのがネクサスの文化。
こうしたチームで『人』を見据えた設計思想を共有してプロジェクトに取り組み、その思想を後進に伝え続けていきました。それが他のシステム開発においても脈々と受け継がれ、案件の広がりという顕著な成果として現れていったのだと思います。」

ネクサスはクラウド時代の最先端インフラ構築へ

ITインフラの領域で幅広い経験を積んだI氏が今取り組んでいるのが、クラウド時代におけるITインフラ構築だという。

「ネクサスでは、『IBM i』の構築や保守を強みの1つとして成長してきた会社です。ですが、インフラ技術の進化は目を見張るものがあり、『IBM i』のようなクローズドなシステムからオープン系へ、そして時代は一気に、『AWS』に代表されるクラウドへと突入しています。とはいえ、ドラスティックな基盤インフラの移行は時としてリスクでもあり、莫大なコストもかかる。それゆえ、そうしたオープン系やクラウドと『IBM i』とのインテグレーション(融合)を希望されるクライアントが数多く存在します。新たな技術を果敢に取り入れ、こうした技術融合を新たな武器にすることが、現在の私のミッション。これまでITインフラの歴史をずっと見てきましたが、これからもっと面白くなる領域ですね。」

さらなる進化を目指し、ITインフラソリューションを牽引するI氏の挑戦は、これからも続いていく。

*「IBM i」は、IBMの商標または登録商標です。